ニュージーランド初の大規模ソーラー発電プロジェクトであるカイタイア発電所。写真提供: Lodestone Energy高解像度画像
独自の再生可能エネルギープロジェクトが国ぐるみの脱炭素化の取り組みをサポートニュージーランドのエネルギーセクター
テキサス州オースティン（2023 年 3 月 14 日） – テクノロジーとソフトウェアのグローバル企業であるエマソン（NYSE: EMR）は、ニュージーランド初の大規模ソーラー発電プロジェクトの安全性と信頼性を確保するために役立つ高度なオートメーションソリューションを提供します。エマソンの再生可能発電における専門知識は、ソーラーエネルギー企業 Lodestone Energy がカイタイアとエッジカムの 2 つの 23 メガワット発電所を迅速かつ安全に運用するのに一役買います。これは、ニュージーランドが 2050 年までにカーボンニュートラルを達成するという意欲的な目標を支援する重要な第一歩です。
太陽光を電気エネルギーに直接変換するソーラー発電は、最も成長が著しい再生可能エネルギー源となりました。しかし、ソーラー発電を効率的に行って送電するには、多種多様なサードパーティとオートメーションおよび制御技術を正確に統合し、オペレータに直感的な機能を提供し、オペレーション全体を可視化する必要があります。エマソンの高度なオートメーションアーキテクチャは、強力な制御ソフトウェアおよびテクノロジーを専門データソリューションと組み合わせ、統合された拡張可能な制御ソリューションを構築し、成果と生産性を最大限に拡張すると同時に、送電の安定性にも貢献します。
「ニュージーランドでは、2050 年までにカーボンニュートラルを達成することを目標に掲げています。これは意欲的な取り組みであるため、多くの再生可能発電源を安全かつ迅速に運用する必要があります」そう語ったのは、Lodestone Energy のエンジニアリング・ゼネラル・マネージャー Peter Apperley 氏です。「発電およびサステナビリティに対応したオートメーションソフトウェアにおけるエマソンの専門知識は、ワールドクラスの施設をより迅速に構築できるよう後押しする一方、国内送電網とよりシームレスに統合することで、発電所のライフサイクル全体で効率的かつ効果的なオペレーションを推進するのにも一役買ってくれます」
Lodestone は、エマソンの Ovation™ 分散制御システムと新しい OCR3000 コントローラを活用して全体を制御することで、ソーラー発電における変動性と間欠性の影響を最小限に抑えます。同じテクノロジーを利用し、オペレータも送電網イベント発生状況に対応しやすくなります。Ovation エンタープライズ・データ・ソリューションは、制御室やモバイル機器からソーラー発電オペレーションの安全なモニタリングを実現し、KPI を測定、監視、報告して発電所全体のオペレーションを可視化します。
「ニュージーランドの再生可能エネルギー目標を達成するには、電力会社がオペレーションのやり方を考え直し、データを民主化（誰でもアクセスできるように）して、組織全体で全作業員の可視性を高める必要があります」エマソンの電力・水事業部社長の Bob Yeager はそのように説明しました。「統合された拡張可能な制御を活用する高度な技術スタックにより、発電所および産業機器全体だけではなく、組織全体にも重要なデータへのアクセス権を提供するというエマソンのバウンドレス・オートメーション・ビジョンは、Lodestone の戦略と完璧に合致します」
Lodestone のソーラー発電プロジェクトは、インバータ、高電圧スイッチボード、測候所、施設セキュリティシステム、グリッド権限リモート端末ユニットなど、サードパーティシステムとの複数のインターフェイスを必要とします。Ovation は、各デバイスをシームレスに接続し、オペレータが素早く簡単に状況を把握できるよう可視化するためのプロセス編成ツールとして機能します。オペレーションの柔軟性と可視性を提供することに加え、エマソンの Ovation プラットフォームは、ニュージーランドのエネルギー参加期間登録コードを遵守するサポートにも最適です。
