エマソンは、Ovation™オートメーション技術で、サルトグランデ水力発電所の14台の水力発電タービンガバナーを近代化します。このプロジェクトは、アルゼンチンとウルグアイの1,700万人の消費者に再生可能エネルギーを提供する施設の耐用年数延長に貢献します。 画像提供 Salto Grande Mixed Technical Commission。 高解像度画像
近代化プロジェクトは、アルゼンチンとウルグアイの 消費者1,700万人への、費用対効果の高いエネルギーの安定供給をサポートします
ピッツバーグ(2020年9月22日)— サルトグランデ複合技術委員会は、エマソン(NYSE:EMR)に、サルトグランデ水力発電所の二国間事業を近代化する契約を交わしました。本プロジェクトは、アルゼンチンとウルグアイの間に位置する40年の歴史を持つ複合施設の寿命を延ばし、効率と安全性を向上させるため、30年で3段階、9億6000万ドルの投資の第一弾となります。
ウルグアイとアルゼンチンの一部に再生可能エネルギーを供給するだけでなく、1,890メガワットのサルトグランデ施設は、ウルグアイ川の流れを調整し、飲料水の供給と灌漑の需要に応えるばかりでなく、野生動物の保護、地域住民の安全確保など、地域の生活に不可欠な事業です。世界最大の再生可能エネルギーである水力発電は、水をタービンに流すことで発電します。世界水力発電会議によると、これは最もクリーンな電力供給源の1つであり、また多くの市場で最も低コストの電源でもあります。
「このプロジェクトは、アルゼンチンとウルグアイにまたがる電力システムにとって重要なプラント事業を保護する大きな取り組みです」と、エマソンの電力・水事業ソリューション事業の社長である Bob Yeager 氏は語ります。「エマソンは、統合されたサルトグランデ複合施設の耐用期間を数十年延長することに貢献できる機会を歓迎します。」
5年間の契約で、エマソンがOvation™ オートメーション技術を使用して、14台の水力発電タービンガバナーが近代化されます。包括的なソリューションには、プロセス状態監視の測定および機械計装が含まれ、地域の電力網の動的なニーズに迅速に対応できる信頼性の高い電力供給に役立ちます。同等規模の水力発電改修プロジェクトを成功させたエマソンの経験と、地元での強い存在感が、このプロジェクトを選択する際の重要な要素でした。
オムディア(Omdia)によると、エマソンは世界の発電産業用の分散制御システムの主要プロバイダとしてランク付けされています。1
1 2020年、Omdia 分散制御システムレポートの売上高に基づくマーケットシェア。結果はエマソンを支持するものではありません。これらの結果に依拠することは、第三者の責任において行われるものとします。