エマソン、トヨタオーストラリアの水素製造・補給工場に先進のオートメーション技術を提供

トヨタ 水素センター

トヨタ水素センター. 高解像度画像

トヨタは持続可能な燃料生成にデジタルソリューションを採用

テキサス州オースチン(2022年5月24日)
- ソフトウェアとテクノロジーのグローバルリーダーであるエマソン(NYSE: EMR)とトヨタオーストラリアは、トヨタオーストラリアの事業の一部を商業レベルの水素製造、貯蔵、燃料補給工場に転換するために協力しました。オーストラリア再生可能エネルギー機関 (ARENA) の支援を受けたプロジェクトでは、エマソンのオートメーションの専門知識を採用し、トヨタオーストラリアが再生可能な太陽光エネルギーの使用を含む 水素燃料の製造の技術的および経済的実現可能性を実証するための制御システムを提供しています。

低排出ガス車やゼロエミッション車のシェアがますます拡大する中、世界各国は水素のような再生可能燃料へのアクセスを拡大する必要があります。持続可能な水素プロジェクトは、多くのデータソースを1つのBOPシステムに統合する必要性のため困難があるため、それは施設の成功に不可欠なプロセスです。トヨタオーストラリア水素センターでは、エマソンの高度な DeltaV™ 分散制御システム が プラントの複雑な機器からデータを収集し、水素ガスの生産と貯蔵の監視、操業の持続可能性の文書化と検証を容易にしています。

「デジタルオートメーション基盤を取り入れてデータのサイロ化を解消することで、トヨタオーストラリアは費用を大幅に削減できるだけでなく、システムパフォーマンスの可視性を高め、サステナビリティパフォーマンスの維持と報告、生産性の向上を容易にできます」と、エマソンオートメーションソリューションズ 事業部門の社長、マーク・ブランダは述べています。「トヨタが構築したデータ基盤によって、同じ志を持つ企業がより早く簡単に成功を再現できるようになり、水素燃料補給のネットワークを大陸だけでなく世界に広げることができるでしょう。 」

エマソンのDeltaVシステムは、最適な生産効率を実現するためにオペレーションを制御し、安全な操業を支援します。エマソンのPACSystems™のエッジコントロール技術により、サードパーティシステムを統合する際のコストと複雑さをさらに軽減することができます。Rosemount™ 炎検出器は、従業員や作業の安全確保に役立ちます。トヨタオーストラリアチームは、既存の設定ライブラリを活用することで、セットアップ時間を短縮しました。さらに、エマソンの技術は、将来の遠隔操作やデータ分析をより簡単かつ高い費用対効果で追加するためのプラットフォームを構築します。

トヨタについて

トヨタは、革新的で安全かつ高品質なモノづくりやサービスの提供を通じ「幸せを量産する」ことに取り組んでいます。1937年の創業以来80年あまり、「豊田綱領」のもと、お客様、パートナー、従業員、そして地域社会の皆さまの幸せをサポートすることが、企業の成長にも繋がると考え、安全で、環境に優しく、誰もが参画できる住みやすい社会の実現を目指してきました。現在トヨタは、コネクティッド・自動化・電動化などの新しい技術分野にも一層力を入れ、モビリティカンパニーへと生まれ変わろうとしています。この変革の中において、引き続き創業の精神および国連が定めたSDGsを尊重し、すべての人が自由に移動できるより良いモビリティ社会の実現に向けて努力してまいります。

(トヨタ自動車株式会社 公式サイト: https://global.toyota/jp/sustainability/sdgs/)


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エマソンについて 
エマソン(NYSE: EMR)は、世界の多くの基幹産業に革新的なソリューションを提供する、テクノロジーとソフトウェアのグローバル企業です。エマソンは、AspenTech の過半数株式を含む主要なオートメーション関連のポートフォリオにより、ハイブリッド型、プロセス型、ディスクリート型のメーカが、業務の最適化、人員の安全、排出量の削減、サステナビリティの目標達成を実現できるようサポートしています。詳細については、 Emerson.comをご覧ください。

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