Emerson の次世代マシン・ビジュアライゼーション・ソリューションが、OEM システムの差別化とユーザーオペレーションの向上を実現

PACSystems RXi HMI は、直感的なグラフィックス、スマートフォンのような操作性、場所に依存しないコラボレーション、産業用の堅牢性など、デジタル時代のビジュアライゼーションを提供

バージニア州シャーロッツビル（2022 年 8 月 24 日） - あらゆる産業分野の機械メーカーは、顧客向けシステムの差別化に設計された次世代マシン・ビジュアライゼーション・ソリューション、Emerson の PACSystems™ RXi HMI を使用できるようになりました。新しい本システムでは、限られた予算、限られた人員、高い生産性の要求などの制約をユーザーが簡単に克服できるよう支援します。極めて直感的なヒューマン・マシン・インターフェース（HMI）は、耐久性、生産性を損なわずに、スマートフォン同様の使いやすいグラフィック表示で、今日の産業界のニーズに応えます。

PACSystems RXi HMI は、従来の抵抗膜方式ディスプレイとは異なり、投影型静電容量方式のタッチスクリーン技術により、スワイプ、ピンチ、ズームなど、10 点マルチタッチ機能でビジュアルディスプレイと対話しながら次の画面への移動、チャートの拡大などができるため、研修、経験のレベルが異なる幅広い担当者も簡単に操作することができます。

PACSystems RXi HMI には、高度な Movicon™ WebHMI ソフトウェアが事前に搭載され、ライセンスも付与されているため、すぐに操作できる便利なデバイスとなっているため、お客様の時間節約につながります。PACSystems RXi HMI は HTML5 対応で、ユーザーがどこからでもコラボレーションできるため、運用、管理、保守の各チームが、距離に関係なく、全員が同時に同じ画面を見ることができます。このように、情報を即座に共有して専門知識を活用することで、保守コスト削減と生産性向上を実現します。

さらに、お客様は、データに基づく業務上の知見を迅速に入手できるため、機器全体の効率を改善できると高く評価しています。PACSystems RXi HMI は、Movicon WebHMI を中核として、データ分析、トラブルシューティング、診断のための IIoT に対応し、お客様が求める業務上の知見を手軽に入手できます。データ傾向分析ツールは、生産性と品質に関する明確な情報を示します。SQLite データベースツールと PAC アナライザーは、ユーザーによる問題の解決とダウンタイムの短縮を実現します。さらに、データの文脈を明確化する OPC UA、クラウド接続を容易にする MQTT など、豊富なプロトコルに対応しており、可視化に留まらないソリューションとなっています。

「マシンビルダーや OEM は、もはや顧客にとって「一度限り」のサプライヤーではありません。今日では、お客様の課題解決に向けた新たな優れた方法を開発することで、長期間にわたるパートナーとなっています」と、Emerson マシン・オートメーション・ソリューション・ビジネスの社長、Jeff Householder は述べています。「新たな PACSystems RXi HMI は、新次元の利便性の実現、生産性の向上、コミュニケーションの高速化、分析とビジネスインテリジェンス機能の向上、IIoT への移行の円滑化により、システムに大きな顧客付加価値をもたらす簡単かつ対費用効果抜群の方法です。RXi HMI は、あらゆる面で、実在する産業環境と次世代の産業従事者のために開発されたものです。」

PACSystems RXi HMI は、物理的リスクとデジタルリスクの両面から保護します。高圧ジェット水流、船舶用 IP66 の防水性能に加え、マイナス 20 度から 65 度までの幅広い温度範囲で使用できる認証を得ており、海洋使用にも対応します。さらに、耐薬品性、耐衝撃性、耐擦傷性、耐塵性にも優れています。また、IEC 62443 グローバル・オートメーション・サイバーセキュリティ標準準拠の設計で、エンドユーザーのデジタルセキュリティ戦略全般をサポートします。

PACSystems RXi HMI の詳細については、https://www.emerson.com/IndustrialDisplays をご覧ください。